一期は夢よ、ただ狂へ。

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ドットで描かれたとにかく美しい世界。『スキタイのムスメ:音響的冒剣劇』レビュー

ドットで描かれたとにかく美しい世界。『スキタイのムスメ:音響的冒剣劇』レビュー

この前、突然ドット絵ゲーをやりたくなって買った、2012年のインディーゲーム『スキタイのムスメ:音響的冒剣劇』のかなり偏ったゲームレビューを書いてみる。
この記事ではほぼゲームのグラフィックについてしか語っていないので、ネタバレは無いのでご安心(?)を。

まずこのゲーム、ゲームというよりは、アートだ。
移動は横スクロールで、一応戦闘もあるが、オマケ程度であり、メインはもっぱら探索と少々の謎解きである。
いわば“雰囲気ゲー”の部類に入るだろう。

そして何と言ってもこのゲームで最も注目すべきなのは、その“世界”である。
緻密なピクセルで描かれた、背景グラフィック。このゲームを買う前からスクリーンショットなどでグラフィックは見ていたが、始めて実機でそれを見た時はもう圧巻であった。とにかく、美しい。もうそれしか言えなかった。

しかもこのスキタイのムスメ、画面をズーム出来るのだ!!この背景グラフィックをズームして隅々まで舐めるように見て堪能するだけで満足した。
タイトルには“音響的”とあり、アーティスト ジム・ガスリー氏が手がけた音楽は素晴らしく、謎解きにも音を絡ませているほど“音”に重視したゲームなのだが、それでも、やっぱり、グラフィックが最も素晴らしい。

プレイ中はカシャカシャスクショを撮りまくってしまったので少し載せてみる。

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やばいでしょ。
そしてこのゲームの“世界”は、ただ見た目が良いと言うだけでなく、“生きている感じ”がするのだ。
ただの一枚絵ではなく、湖面には主人公の姿が反射し、画面はかすかにゆっくりと揺れ、漂う小さな塵のようなものは風を感じさせる。森にはウサギや鹿が棲んでおり、ピョコピョコと跳ねる。丸太さんは手を上げて喜び、毎日薪割りをする。人物も生きている。
そして、このゲームで重視されている“音”。これも世界の“生きている感じ”に一役、いや二役も三役も買っている。
滝から水の落ちる音や、草木の揺れる音、足音。犬は吠え、謎の吟遊詩人は音楽を奏で、丸太さんは話しかけるたびになにかボソボソと話す(ちゃんと日本語で。ゲームには全く関係ないことを話すのだが、その渋いというか落ち着いた声には癒やされたwwどうやらこの声、ゲーム開発やゲーム音楽制作を手掛ける日本の企業グラスホッパー・マニュファクチュアの社長である須田剛一さんという方らしい)。
その音も相まってこのゲームの世界は完成されているように思えた。

ドット絵グラフィックで、ゲーム世界の“生きている感じ”を演出するのは非常に難しい。だが、細かい動きや音を使い世界の“生きている感じ”を実現させたスキタイのムスメは素晴らしいと思う。
ゲームプレイ自体は非常に短かったが(だいたい4時間ほどか?)、幻想的で、少しノスタルジックな世界を味わえた濃い時間だった。

スキタイのムスメ:音響的冒剣劇(ユニバーサルバージョン)

スキタイのムスメ:音響的冒剣劇(ユニバーサルバージョン)
¥600
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※iPhone版では日本語化されていないようなので注意

はちのす • 2016年3月1日


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Comments

  1. 名無しのリーク 2017年4月8日 - 1:19 AM Reply

    香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の大けがを負わせた犯罪企業

  2. 情報漏洩 2017年4月11日 - 11:38 PM Reply

    香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラで指切断の重傷を負わせた犯罪企業.中卒岸下守がやった.

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